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 特別企画展として、栃木県さくら市在住の会社員「澤田茂」氏が`09年より独学で水彩画を始め、「古刹を巡りながらその土地とち」の風景を描き、これまで秩父、会津、那須、下野、関東、御蔵入の六つの観音札所の絵を制作した中から今回作者の協力で、水彩画「御蔵入三十三めぐり」の画展を下記により開催してます。
  期 間 平成26年3月24日(月)まで
      午前9時~午後4時(休館日:毎週火曜日)
  場 所 旧南会津郡役所(1階第1展示室)


 公開年1934年(昭和9年)~1960年(昭和35年)頃までの、当時の映画ポスターを展示しております。
 展示期間、平成26年3月31日まで



820余年の伝統 国指定重要無形民俗文化財

祭礼日 7月22日「屋台運行」 23日「七行器行列・屋台運行」 24日「太々御神楽」

 会津田島祇園祭は、鎌倉時代の文治年間(1185年頃)、時の領主「長沼宗政」の祇園信仰により、この地に祇園の神を居城鎮護の神としてまつり、祇園祭の制を定め、旧来よりの田島鎮守の「田出宇賀神社」の祭りと共に行われた事が起源とれています。
 この祭りは、古くより「西の祇園社、中の津島社、東の田出宇賀社」と言われ、日本三大祇園祭の一つと称し伝えられています。
 明治12年より「田出宇賀神社」の祇園祭礼日に併せ、隣地に祀る「熊野神社」祭礼を、祇園祭の格例に準じて行うことが定められました。
 田島祇園祭は「お党屋制度」とよばれる、現在10組の当番お党屋組が一年神主の党本の家を支えて祭事を担当する制度によって運営されています。
 10年目に巡ってくる当番お党屋組を中心に、去年のお党屋組「渡し」と、来年のお党屋組「請取り」の3組が織り成す祇園祭は一年をを通じた3年がかりの大行事です。
 この820余年の伝統が昭和56年、国の「重要無形民俗文化財」に指定されました。


 展示の屋台は、毎年7月22日から24日まで、古式豊かに繰り広げられる「会津田島祇園祭」(昭和56年1月21日付、国指定重要無形民俗文化財)で運行する4屋台(西屋台・上屋台・中屋台・本屋台)の内の西屋台です。
 屋台の主な構造は、前半分が歌舞伎を演ずる舞台、後ろは楽屋作りとなっています。
 運行は、祭礼の宵祭(7月22日)と本祭(7月23日)の2日間、午後4時から午後10時まで子供達を乗せ元気なかけ声のもと、「芸場」と呼ばれる場所で「子供歌舞伎」を演じながら町内を行き来します。
 屋台の存在は、最も古い資料として「忠春日記」に、明和3年(1766年)には既に4台の屋台があり、それぞれが唐破風をつけ、漆を塗り現在の屋台の形に近いものがこの頃より出来上がったものかと考えられます。
 しかし、昭和9年の西町・上町の大火で西屋台は災厄をまぬがれたが上屋台は大きな損傷を受け、また昭和21年の大火では中屋台・本屋台が焼失し、江戸時代からの形を残しているのはこの西屋台のみです。なお、屋台の左右板襖の裏に「天保七年丙申五月」(1836年)と墨書銘が記されています。
 西屋台の大きさは、幅3m68㎝、長さ6m48㎝、高さ3m96㎝で、四屋台の内一番小ぶりであります。                                                                                                                       
 当屋台は、毎年4月から10月まで毎月第3日曜日(午前10時~午後3時)に一般公開しておりますので是非ご観覧ください。
 また、公開日外でも随時観覧できますのでご希望の場合は「旧南会津郡役所(0241-62-3848)に申し付けください。

            西屋台格納庫              西屋台

 
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